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英語を学ぶメリットとは?その6【異文化への理解・教養】

2022年12月30日

こんにちは!

シリーズ【英語学習のメリット】、第6弾は【異文化への理解・教養】。

英語を勉強することで、言葉に見られる文化の違いが見えてくるのもメリットのひとつ。

英語と日本語の言葉の違いから、両者の文化の違いを観察することができるのです。

その具体例をいくつかご紹介しましょう。

たとえば、“Your English is very good.”「英語とても上手だね」

 “You look nice today.”「今日は素敵に見えるね」 などとほめられたとき。典型的な日本人は、

「そんなことはないです」「そこまでうまくありません」などと謙遜するでしょう。

しかし、英語圏の人々に対しては、こうした返答はあまり好まれません。

なぜなら、ほめられたときに過度に謙遜したり、自分を極端に卑下したりする言い方は、

英語圏の人々にとって社会的に好かれないから。ほめられたら、 “Thank you.”と返すほうが無難です。

日本人にとって美徳とされる「謙遜」の文化が、

必ずしも異文化の人々に受け入れられるわけではないのですね。

また、他言語をその他の言語にそのまま直訳すると、そのままでは通用せず違和感を与える例も

あります。たとえば、日本語ではさまざまな文脈で使われる「今日はよろしくお願いします」。

文脈さえあれば、日本人どうしの会話だと、なんとなく何をお願いされているのか

意味がわかる場合もありますよね。

しかし英語圏の人には、具体的に何をお願いするのかを言葉で明確に示さなければ、

正しく意図が伝わりません。曖昧な表現のまま英語で伝えてしまうと、受け手が誤ってメッセージを

理解することが起こりやすくなるのです。反対に、英語の表現をそのまま日本語に直訳しても意味が

うまく伝わらない例も多くあります。それぞれの文化とそのなかで用いられる言葉は、

密接に関係しあっており表裏一体の関係性でもあるわけですね。

以上の例のように、言葉は文化と切り離せない要素と言えます。英語を勉強することで、

外国語でコミュニケーションをするために必要な「言語能力」に加えて、相手の文化的背景や

社会的文脈も理解する「異文化間能力」と呼ばれるスキルも身につきます。

たとえば、以下のスキルが「異文化間能力」に含まれます。

  • 異文化に対する敬意
  • 異文化に対してオープンな態度をとること
  • 自国や他国の文化に関する生活習慣や風習に関する知識
  • 異文化と自国の文化を関連づけたり、異文化に関する新たな知識を身につけたりする技能など

英語の勉強によって、言葉の違いから見られる英語圏の一般的な文化を理解したり、

日本の風習を理解したりすることができるメリットもあるのです。

このような異文化理解力を磨くにも、異なる文化で生活する外国の方々と意思疎通が出来ない事には

始まりません。英語力は、ビジネスや日常生活等の実利的なメリットだけではなく、自分自身の教養を

磨く事にも大きく役立つのです。

それだけでも、人生がより豊かになる事は想像に容易いですよね。

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